-
森村ジム(45)
長野県 / 大腸がん / ステージ4日記
入院15日目(絶食14日目)
8/3金 俗に言うスパゲッティ状態。イレウスチューブに少しは慣れたけど、一日中肛門から管がたれているのは正直不快。腕には常にモルヒネのチューブ。寝たきりで過ごす。痛み思うように止まらず、それもストレス。 8/4土 じーじ、ばーば、嫁、娘がお見舞いに来てくれる。その他家族以外の会いたいは、すべて断っている。友人たちだって、もうプライドなんか捨ててもらって会いたいだろうに。大も小も漏らしながら会うつもりには、どうしてもなれない。 8/5日 昨日に引き続き、午後は少し楽。じーじ、ばーば、嫁、娘に会いに来てほしいとお願いする。もう間もなく消えるだろう命。大事にするよう医師の友人から連絡をもらう。相変わらず寝大小便がコントロールできずイライラ。着替え、換気などの、事後処理は概ねうまくいく。 8/6月 本日は朝の採血結果が問題なければ、イレウスチューブを抜いて、ステント管へ変更手術の予定。どうなることやら。うまくいけば体から出た管が一本減る。不安な気持ちのまますでに朝5時。飴、ガム、お茶、水、スポドリ。これと点滴だけで二週間も過ごしてきたんだ。手術くらい受けたい。これ以上様子を見ろというのはキツすぎる。 自分の意志とか、そういう恰好のいいものじゃなく、今日も命はつづくぞとカラダが叫んでいる。朝だ。なにか新しい動きがありますように。
-
森村ジム(45)
長野県 / 大腸がん / ステージ4日記
家族へ
・Mさん うちの弟Yはいい男だよ。Hくんと三人で一緒に幸せになってね!必ずYくんが二人を守るから。若干ガラスのハート気味だから気遣ってあげてね。 ・Hくん カッコいい男に育つんだぜ!コツは若いうちに、ちゃんとバカをやっておくこと。Hくんのパパも、おじちゃんも自由に育ててもらったよ。勉強でもスポーツでも、答えを教わって人からやらされてるだけじゃカッコ悪いぞ。失敗をしよう! ・Yくん まさか速さでも量でも酒で負けたまま終わるとは…笑。最期まで冗談めかした挨拶しかできないのが、俺たち兄弟らしいかな。ひどいこともたくさんやったけど、総じていい兄ちゃんだったろう。えっへん!みんなに自慢しといて笑。Cの“かわいい”おじちゃんも引き続きよろしく。 ・Mちゃん 我が家は、弱い者をイジメるなの精神が染みわたっているから優しい兄貴だったのでは。とにかく俺はMちゃんが好きだ。家族はみんな好きだけど、とりわけ妹はかわいい!幸せにね。同性だし、Cちゃんのこともよろしくね。ちなみにお淑やかより、お転婆な仕上がりを希望です笑。 ・Yばーば お腹を痛めて産んで、ときには平手打ちまでして、俺を正しい方向へ導いてくれました。若い頃、本当に社会から転げ落ちるほど道を誤らなかったのは、お母さんのココロとカラダのこもった本気の指導のおかげでした。どうもありがとう! ・Kじーじ いつまでも越えられない壁だったね。これからKとCは手をとり合って生きていくわけだけど、そうなるとこれ以上の援軍はない。 やれロックだ文学だのとモラトリアムを謳歌した、常識や経済力に欠ける父親とだけじゃ、世間の荒波は渡れないもんね。これからも二人のことを助けてやってください! ・Sばーば お預かりした娘さんを幸せにできなくて申し訳ありません。高知に戻る可能性も高いですが、ぜひ立派な土佐はちきんに!K、Cのこと頼みます。 ・Yじーじ まさか、こんなにも早く追いかけることになるなんて…。天国には土佐鶴の一升瓶かかえていくきね。ちょっと待ちよって。 ・K まずは俺の嫁さんになってくれてありがとう!Cを産んでくれてありがとう。それがこんなことに…。 癌のことがわかったとき、即決で松本に来てくれて嬉しかったよ。慣れない土地、慣れない家にもう一年近いね。Kはどれほど辛かったか…。 資格取得など、もう少し松本でCのお母さんを続けていくメドを立ててね。KはCの唯一無二の存在。逆もまた然り。お願いします! ・C お父さんの本棚に「とんび」という本が入っている。あとの本は、まあ恰好つけたプレゼントだ(どのCDも本も結構いかしてるぞ)。だけどなC、「とんび」だけはいつか必ず読んでくれ。お父さんからの宿題だ。 人は一人だけで生きていけない。俺がこの世にポッカリ残す穴に最も影響を受けるのはC、残念ながらC、君だ。でも、誰かがきっと足りないところに手を当ててくれる。凍えそうな気持ちを温めてくれる。 お父さんがいないばかりに、守ってもらえないところ。手を差し伸べてくれるのはまず上に書いた家族だ。 次に、これから出会う友だち。先生、先輩、彼氏…。そして、いずれCも家庭を持ってほしいとお父さんは望んでいる。 痛み止めも腸閉塞の治療もあまり効かず、泣きながら、叫びながら書きあげたよ。なんと朝6時半から!元気な時間はすべて注いだ。 こんな思いをするくらいなら死んでしまいたいと思うこともある。でも、人生は素晴らしいぞ!お父さん、約束する。だからCも挫けないで。家族のみんな、Cをよろしくね!
-
にーやん(43)
大阪府 / 胆管がん / ステージ4日記
人生観…とまで言うと大袈裟かな。
不意に訪れた余命の影をなんとか肯定的に受け止めようと、去年の告知以来、理屈をこねにこねまくっています。 何歳まで生きたら、死を受け入れて、仕方がないかと思えるようになるのか。 きっと、何歳まで生きても、もっと生きたい。なぜ自分だけ、まだ死にたくない。 と、悲しんだり、恨んだりすると思う。 推測では、年を重ねるにつれて、同年代の死亡率も高まるから、人並みだと受け入れやすくはなるかもしれないけれど。 結局、今この瞬間を、生きているのであって、過去でも未来でもなく、今が全てで、今の自分の境遇について客観的に、又は私観的に幸せかどうか判断し、死んでも大丈夫かどうか、諦めがつくかどうか、いずれかの刹那的な結論を出している。 結論を受け入れられないとき、悲しんだり恨んだり、嘆いたりしている。 親をみとり、孫を抱く。 私にとって普通の未来だった。 最低限とまでは言わない。 辛いことや些細な幸せを抱えながら迎える未来だった。 大きな大きな夢になってしまった。 夢を追いかけることよりも、今を大切に。 朝、目が覚めることに喜びを感じ、娘や息子と一緒に笑えることを慈しもう。 妻と言葉を交わし、親に感謝し、友達の暮らしに思いを馳せる。 日常を継続したい。 下り坂を緩やかにおりる。 最後の最後だけストンと落ちれたら それはとてもめぐまれているのかもしれない。 少しくらいの痛みや、不遇に動じなくなったのは不幸中の幸いだな。 こりゃ。
-
みやちゃん(54)
長野県 / 甲状腺がん / ステージ4日記
自宅にて
家に帰ってきても、車の運転も出来ないのでテレビを見るか、スマホをいじるか、布団の中でゴロゴロするか⋯。 もう、暇で暇で死にそうでした。 (仕事仲間の事を考えると申し訳ない) 術前は、体を動かして働くのが好きだった私。 急に暇になると何をしたいいのか分からない。というか何も出来ないんだけど。 相変わらずのむせるほどの咳と、嗄声。 歌番組を見て一緒に口ずさんでも、声なんて出りゃしない。 娘とカラオケに行ってストレス発散してたのに、それも出来ないのかと落ち込む⤵︎⤵︎⤵︎ 1週間程して、車の運転を恐る恐る。 今までみたいに後ろを振り向く事も難しかったけど、なんとか出来た! それからウォーキングも始めたけど、すぐに息切れ。 あんなに動けたのに⋯ってまた落ち込む。 しかもこの時、世の中は師走。 小6だった次女の個人面談もあったり、中学の制服の採寸あったり、結構忙しくバタバタしてました。 そんなこんなで、術後の体の様子は、 固形物も飲み込みにゴックン、飲み物もゴックン。(音が鳴る) 首、肩、頚部に感覚なし。 テープかぶれの症状なし。 術後すぐの傷跡の硬さ。かなりのモン。 あ、娘達の様子はというと。 術前と全く変わらず(笑) 私に気を使うことなく、普段通りワガママ言いたい放題! とにかく、この時の目標は1日でも早い社会復帰をする事!でした。 では、次は仕事復帰へを書きたいと思います。 読んで頂いてありがとうございました(*^ω^*)
-
森村ジム(45)
長野県 / 大腸がん / ステージ4日記
入院11日目(絶食10日目)
昨日、イレウスチューブを挿入しました。 今はまだシーツとパジャマを汚しただけ。増悪です。 これからこの細いチューブと一緒に、腸閉塞症状に挑んでいきます。 うまくいけば口から、おかゆやスープをもう一度。ダメならチューブを入れただけ損。抜きます。 ぜひ応援してください!よろしくお願いします。
-
まっちゃき(55)
東京都 / 肝細胞がん / ステージ4日記
なかなかこちらに書けなくて・・・夏(汗)
またまた大変ご無沙汰しております。 何度か書き込もうとしたのですが、僕のネット環境が劣悪なのか? 重たくて書き込みエラーになったりして(汗)… その間に調子に乗っていたら忍び寄ってきた再発の影・・・ まあ、今までにないくらい数値が良くなっていたのが奇跡みたいなもので それに胡坐をかいていた・・・油断していたので反動の落ち込みは久しぶりで効きました! しかし、この2年くらいで良くなった数値のおかげで悪化してきていても 昨年に比べれば全然ましな状況です! さて、前回書きこんだ時に「皆さんの人生を変えた1曲」を教えてください。 と告知したところ、たくさんの1曲が寄せられてありがとうございました。 しか~し! 皆さんあまりにも有名なアーティストの曲が多く(まあ売れている=多くの共感を呼んでいるのだから当然) いくつかのアーティストには突撃メールなどでチャレンジしたのですが、今のところ 良いお返事はいただけておりません、すんません。 せっかく寄せていただいたご意見を何とか形にしたいと思いまして、全くショボいもので 申し訳ございませんが、僕が主催している「ドヤフェス」が10月20日に八王子で開催されるのですが その当日の出演者の転換時のBGMとして流させていただき、寄せられたエピソードは 当日配布予定のフライヤーにいくつか掲載させていただき、さらに転換時のMCで僕からお話しさせて いただこうと考えております。 そんな程度になってしまって本当に申し訳ございませんが、引き続きしつこくアタックしていきますので いつかすごいお知らせが出来る日が来ると信じて、テキトーに待っていてください。 ちなみにドヤフェスでは、いつも僕が心に刺さった人という基準と「大人の事情」でという力関係で 出演者を決定しております。今度の10月も、僕が入院中に涙を流した歌を歌っていたアーティストを 北海道から呼んで出演してもらえることになりました。 すでに地方開催の準備も進めておりますので、皆さんのお住まいの地域の「おらが町のスター」を ご紹介いただけると幸いです。 以上、近況報告のふりをした告知でした!すんません! ドヤフェスマン まっちゃき
-
森村ジム(45)
長野県 / 大腸がん / ステージ4日記
四つのハードル
入院中の森村です。 現在四つの問題を抱えています。 ①原発巣である直腸の狭窄 内視鏡スコープが通らないほど狭い。 浣腸の成分も下からだと届きにくい。 ↓ 腸閉塞の可能性があり絶食中です。 イレウスチューブ挿入、ステント管の挿入という動きが考えられます。 ②敗血症ふたたび 前回と同じ抗生物質でCRPも熱も下がり安定している。 ↓ こちらは菌の正体もわかっているため小康状態です。 ③肺転移と肝転移 いきなり骨、リンパへ転移という珍しいガンでしたが、ついに肺と肝臓へ王道の転移。 ↓ 肝臓に多数の転移が確認されますが、肝機能障害は認められないそうです。 肺は咳や呼吸困難が急速に増悪する見込みで危険な状態とのこと。ステロイド投与が始まり、モルヒネで緩和しています。 ④DIC Dダイマーが高く、血小板は低い。 凝固機能が低く出血傾向にある。 ↓ ①③ともに手術となれば出血は免れない。凝固異常、出血傾向の高いDICの状態では手が出せない。 いよいよ詰みました。すぐ死ぬ訳ではありませんが、退院は絶望的。外泊は夢設定、外出が現実的な目標でしょうか。 主治医からは、何もしないのが最もQOL高く生きられるかもしれないとも言われています。 何もしないのが寿命をまっとうすることに近いのならば、何もしないのが勇気なのか。誠実さなのか。 僕にはもうわかりません。 打てる抗がん剤がなく、抗生物質は奏功している以上、アクションがとれるとすれば①だけ。ただし、ひとたび出血したら、部位として止血は難しいとのこと。得られるのは少量のおかゆと、点滴の難しい薬剤の継続摂取だけ。 それでもやるのか、破れかぶれじゃないのか。 今日は昨日少し楽になった浣腸のみ行うつもりです。日に日にくさくなる部屋ですが、親しかった皆さんには病室にお越しいただく可能性が高いです。 まだ親族にも伝わってない話ですので、友人の方との面会は、原則お断りします。ご了承ください。 ブログは更新するのも苦しい体調ですが、ときどき覗いてみてください。今日のように更新していることもあります笑。 とにかく最後まで生きてみます!
-
みやちゃん(54)
長野県 / 甲状腺がん / ステージ4日記
恐怖の夜~退院まで
個室に移って、早速夕飯が出るとの事。 しかもお粥⋯このお粥が私にとって天敵。 もう、嫌いで嫌いで。 入院の経験する度にお粥と格闘する私。 やっぱり少ししか食べられず。 マズイ(´; ω ;`) 薬も早速出ました。 粉薬と錠剤1錠。これも苦戦(´•ω•̥`) なにせ首を切ったので、頭が重く感じて歩くのもやっと。 そして!! あの恐怖の夜がやって来ましたΣ(||゚Д゚) 痰が出なくて困った!! 自分で出せない私。 溜まるとイチイチ看護師さんを呼ぶ始末。 しかもあの痰吸入! 酷い代物(笑) 息子も施設で使ってるらしく、「あれはえげつないよ~」って言っていた事を思い出し、 あ、息子は介護士で施設で入居さんに使ってるとか。 これか!これなのか!! これは酷い⋯。 細いチューブで患者さんの喉奥まで持っていきズルズルと吸う。 そして私はその度に「オエーオエー」の繰り返し。 過酷な戦場。イヤイヤ病室。 でも、取ってもらうとスッキリするから眠れる。 もう、この繰り返し!! ホントに今思い出すだけでも人生で1番嫌な出来事のベスト3には入るんでないかと思うくらい。 ホントに疲れた夜でした。 次の日も前の晩の痰吸入でぐったり。 面会も全部お断りしました。 ご飯もお粥から普通飯になったけど、食べられずまたお粥に逆戻り。 そして、やっと大部屋に! 首の傷も恐る恐る見る私。 「あ~、結構切られたなぁ。しかも目立つ!!」と見る度にテンション⤵︎⤵︎⤵︎ ※写真載せておきました。 でも、大部屋に移ってから予定もサクサク決まっていく。 首に繋がれていたドレーンも取れ、身軽になった私は院内をウロウロ。お風呂も入れる!! ご飯もかなり色々食べられるように。 でも、硬いものは苦手で(肉とか魚)かなり残してた。 美味しかった食べ物はヨーグルト!! これは冷たくてのどごしが良くて、毎日買って食べてました。 でも、手術して退院まで唯一変わらなかったのが、咳と嗄声。 なんの前触れもなくの咳き込み。 涙が出るくらい。 声もガラガラ。 一緒のお部屋だった患者さんに申し訳ないくらい昼夜関係なく出ました。 なんやかんやありまして、いよいよ退院。 主治医の先生、看護師さん、薬剤師さんの退院後の過ごし方、注意事項、次回の検診の日程を決めて無事家へ帰還しましたー! と、こんな感じの入院生活でした。 で、入院生活の中で感じたこと。 それは普通の生活が出来る事って素晴らしいという事。 いつもやっている事は出来て当たり前ではないんだと。 人って欲深い生き物だから、あれもこれもってなるけど、普通が1番なんだな。 子供も、勉強出来なくてバカでもいい。 健康であれば何もいらない。 でも、その大事な事を忘れると子供の成績や、人と比べたりと言うことが出てきてしまう⋯。 そんな事を改めて感じながら、次は自宅で過ごした事や、仕事の復帰など書きたいと思います。 読んで頂いてありがとうございました。
-
パジ(49)
新潟県 / 胃がん / ステージ4日記
海水浴@摂氏39度
毎日毎日バカみたいに暑いですね☀️ 新潟は台風の影響もなく夏空です。 アホみたいに暑いので先週に続き、近くの海で海水浴です。気温はなんと39度超? オペからもうすぐ丸3年。相変わらずステージ4ですが、ほぼほぼ以前と同じ生活ができる喜び!というわけで、来週はタイ??へ行ってきます!
-
みやちゃん(54)
長野県 / 甲状腺がん / ステージ4日記
いざ出陣
2017年11月に、甲状腺全摘手術をしました。 大雑把に流れを説明。 手術2日前に入院。 体重、身長、血圧測測る。 主治医の先生と麻酔科の先生の手術の説明。 これでおしまい。 2日目 朝から胸管食(これがかなりクソまずいから一気にと。) 飲んでみたら「あら、ミルクセーキじゃない、イケルイケル」と飲み干す。 手術室に持って行くものチェック。 暇すぎて院内をウロウロ。 テレビを付けたり消したり。 スマホをポチポチ。 なぜ2日前入院なのか未だに謎です。 手術当日。 朝8時半に手術室へ。 さすが大学病院。手術室がたくさん。 麻酔をされウトウト。 あとは先生におまかせ。 約12時間の大手術で、終わったらすぐにICUへ。まる1日そこで過ごしました。 眠ってて全く覚えてません。 (歯ブラシをしたことはなんとなく覚えてるんですよね~) そして、4日目。 目が覚めたら個室にいました。 眠くて眠くて、目を開けても瞼が重くて~。 先生の説明もウツロウツロしながら聞いてました。 「とりあえず、水飲んでみて」と言われ、普段通りに飲んだら「ウエッホウエッホ」と私もした事の無い咳。 「あ~、やっぱりむせるね。下を向きながら静かに飲んでみて」と言われ、言う通りにしたら、あらまぁ! 咳きこまずに飲めました!! でも、これから先水もまともに飲めないのか⋯と早速落ち込んだり。 そして!! ここからがあの悪魔との戦いでした!! と、この先まだまだ長くなるので一旦終わりにします。 次回へ続く。 読んで頂いてありがとうございました。
-
すおみ(50)
愛知県 / 胃がん / ステージ4日記
愛知(8/7)・大阪(10/21~)のCLIMB(子どものためのプログラム)開催について
ご無沙汰しております。すおみです。 CPに登録される方みなさんが直面する、『お子さんとの接し方』、 それをサポートしてくれる「CLIMB」というプログラムについては、CPでも何度も取り上げられているかと思います。 (念のため参考に:https://hope-tree.jp/program/climb/) 先日ellieさんが書かれていたように、昨日東京でCLIMBを開催されるHope Treeのイベントがあったようですが、 (https://cancer-parents.com/diary/2005682) 今後、愛知・大阪でもCLIMBプログラムが開催されますので、ご紹介させていただきます! ①愛知:愛知県がんセンターでの1日プログラムについて 『がんの親を持つ』という同じ境遇に子どもたちが集まり、みんなでがんや治療について学んだり、病院探検に行きます。 子供同士の交流や連携感をはぐくむことを目指しているということです。 私すおみも、小学生5年の息子と参加したいと思っています! 日時:8月7日(火曜日) 13:00~16:00 場所:愛知県がんセンター中央病院 ※7/31(火)までに一応問い合わせをしておいた方がよいようです。 https://www.pref.aichi.jp/cancer-center/hosp/01annai/kangogairai.html#a07 ※4/15の名古屋オフ会でお話をしてくださった看護師の方で実施されます! https://cancer-parents.com/diary/2004725 ②大阪:淀川キリスト教病院での4日間プログラムについて 同じような状況にある子どもたちが集まって、みんなで一緒に絵を描いたり工作をしたり、話し合ったりしながら、自分の状況や気持ちに向き合う力を高めていくことをめざしており、 そのために、CLIMB®(クライム)プログラムを用いて、いろいろな職種のスタッフがお手伝いされるようです。 すおみも、昨年4回のうち2回だけですが、参加しました! https://cancer-parents.com/diary/2002781 https://cancer-parents.com/diary/2002849 日時:10月21日(日曜日) 10:00~12:00 ※以降、毎週日曜日に開催。全4回 場所:淀川キリスト教病院 http://www.ych.or.jp/news/climb.html ※2/17の大阪オフ会でお話をしてくださった看護師の方で実施されます! それぞれ、病院から告知はしているものの、必要な方に届いていない現状もあるようです。 キャンサーペアレンツのみなさんは、まさにCLIMBのターゲットに当たる方だと思いますので、 もし興味があれば、ご参加いただけたらと思います。 愛知に参加される方はぜひお会いしましょう! よろしくお願いします。 (参考:CP内のCLIMB関連日記 https://cancer-parents.com/diary_list.php?keyword=climb&diseaseTypeId1=&diseaseTypeId2=&stageTypeId=&ageRangeId=&prefId=&partnerTypeId=&childAgeTypeId=) すおみ
-
森村ジム(45)
長野県 / 大腸がん / ステージ4日記
入院6日目(絶食5日目)
7/24 腸閉塞対策で絶食開始。ステント回避のため。腸閉塞で人工肛門、次善の策でステント手術が普通だが、今の自分の体では出血死する可能性が高い。 7/25 遺伝子診療結果のつづき。自分の治療につながるものがなかったのは既報。娘に心配があるのは、乳がんと卵巣がんのみ。若年でのリスクは人より高いことはない。安い買い物ではなかったが、背中を押してくれたのはこの要素。思春期後半から、よく身近なガン教育と検診を受けさせるよう嫁に頼む。検査はムダじゃなかった! 7/26 午前中に久しぶりの絶叫系疼痛、午後は平和。入院後初シャワーにも入れた。 7/27 午前中に前日を上回る疼痛。自殺じゃ保険金がおりない、自殺じゃ保険金がおりないと二時間は唱えながら悶絶。午後には平和。シャワーにも入ったら、寝るころにプチ疼痛が来て苦しむ。 7/28 主治医と今後の方針について。 また書けたら書きます。
-
みやちゃん(54)
長野県 / 甲状腺がん / ステージ4日記
告知から今に至るまで②
告知から~①にありがとうをありがとうございます。 甲状腺がんと告知されてから長野の伊那中央病院から松本の信州大学へ移されました。 大掛かりな手術になるという事と、術後アイソトープ治療をしなければならないという事。 このアイソトープとは甲状腺全摘した患者さんでなければ受けられない治療で、ヨード食事制限をして放射線内服治療をするという聞いただけでドキドキする治療です。 それが長野県内で信州大学でしか出来ないということらしいです。 この段階で「あ~大変な事になっちゃったなぁ」とボヤく毎日。 少しここで私の日常生活の事を。 小さい頃からお見本になるような健康体で、熱すら出したことの無い私。 仕事も、早朝新聞配達と昼間の配達の仕事のWワーク。 朝2時半に起床。5時に帰宅。 8時に昼間の配達出勤。15時帰宅。 体力と健康だけの自慢だった私でしたが、 34才で子宮内膜と診断され、卵巣嚢腫、子宮筋腫もあり全摘手術をしました。 ここで、昼間の配達の仕事は辞めざるおえなくなりました。 子宮の方は経過も良く完治。 就活を始めて、昼間の仕事復活! (今度は接客業) 朝刊配りは辞められず、またまたWワーク。 その翌年に離婚。 それから2年後に甲状腺乳頭癌。 全摘手術を昨年11月にし、今年5月にアイソトープ治療。 で、今に至るです。 甲状腺がんになったのも、日頃の行いが良くなかったんでしょうねぇ。 体に優しくない日々を送っていたしっぺ返しが来たんだと思いました。 大学病院へ移されてから、長い道のりをひたすら通い、嫌な検査をし結果的に両肩にリンパ節20個以上あると言われ、しかも手術も10時間以上かかる繊細な手術だよって。入院も2週間くらいかかるかな?と。 内膜症の手術のように、完治出来れば頑張るけど、治らないと分かっててしなきゃいけない理不尽さ。 仕事をまた辞めなければいけないのか、子供たちはどうなるのか、今までの日常生活がどのくらい変わるのか⋯。 考えたらキリがなかったです。 がん患者のみならず病気を持っている方って必ず考えなきゃいけない事で⋯。 前向きに頑張っている方にはホントに頭が上がりません。 術後からの事は、後日また来たいと思います。 読んで頂いてありがとうございます。
-
森村ジム(45)
長野県 / 大腸がん / ステージ4日記
昨日から入院しています
2週間くらいの退院で病院へ逆戻りになってしまいました。熱、痛み、いつもの症状に加えて、今回は便秘がひどく、内視鏡で入口を検査しました。 原発巣の直腸とS字結腸の辺りが、どうも狭くなっている模様です。しばらく絶食して便をためないようにして、消化器内科の先生たちも交えて対応を検討してもらいます。直腸狭窄によるステントを避けられるか否かがポイントになるそうです。 もう一つは肺炎疑い。すでに肺転移済み。腫瘍関連も考えられるが、肺炎の線が濃厚。抗生物質の点滴もはじまりました。去年の今頃にも軽い肺炎だろうと診断されましたねえ。 自由診療の荒波に立ち向かう前に、体調不良で病院で緩和的なケアが必要になっちゃいました。早く治療に類することに取り組みたいのですが、体がボロボロです。
-
ヒロりん(60)
滋賀県 / 大腸がん / ステージ4日記
久しぶり
1年ぶりです。あれから色々ありました。家を新築しました。残された嫁子供の為にと思って何十年かはメンテいらないようにと。そしてローンを払わなくてはいけないという思いでガンに負けて居られないと自分に言い聞かせ頑張っています。
-
にーやん(43)
大阪府 / 胆管がん / ステージ4日記
ネタバレあり? 未来のミライ見ました。
昨夜、細田守監督の最新作、未来のミライを見ました。 良かった。映画見たあとレビューをあさりましたが、まま、納得の批評。 解る人にしかわからないような表現、作りになってました。 子育てした経験のある人なら…わかる。そうでない人にはわかりにくい。つまらない。 そんなふうにも捉えました。 ストーリーらしいストーリーはなかったです。 サマーウオーズやバケモノの子みたいな物語はなかったです。 しかし、よかった。 クライマックスは私にはジャストミートで、泣きました。 こんな私ですが、 生きてる意味があった と、自己肯定できたように思いました。 スタジオジブリもときどきコケてましたからね、収益的には。 細田守もあるでしょう。絶賛されない作品が。 今回はそんな回かもしれません。
-
手のりインドぞう(56)
鳥取県 / 肺がん / ステージ4日記
大山登山しました?
暑い中 鳥取県にある大山標高1729mに子どもと子どもの父親(パートナー:籍は入れていないので)と3人で登山して来ました? 癌になるまで下の子どもが幼稚園の年長さんから毎年 登山を始め… 下の子どもの誕生日は山の日になり‼ 年に2回登山したこともあります。 昨日、病院に行き 血液検査と胸X-P 異常なく… 前月は胸X-P少し心肥大していたのですが… それもよくなり‼ 主治医からも特に制限なしとコメントもらい☺ 朝7時から登り始め… 3時間10分で頂上❗ 良い日には日本海も見えてきれいなのですが… 今日は頂上からは見えませんでした。でも昨年、山の日に娘二人とパートナーの3人で登山に見送った時には、登ることはできない‼ 頂上からの風景は見れないと思っていました。 でも今日 また見れました\(^o^)/ 下山は3合目から膝が痛くて(>_<) 子どもとパートナーは先に降りてもらいました(子どもがトイレに行きたくて)。 下山してからも階段の登り下りは膝が痛くて… でも諦めないことは大切だと改めて思いました。昨年より体重が増えたことが膝痛の原因❕ 子どもは年々、登るスピードが早くなり、成長を感じます。 また、元気に登りたいと思っています?
-
にーやん(43)
大阪府 / 胆管がん / ステージ4日記
弱気の虫
夏バテだろうか、先週末の金曜の夜から夕飯後に胃が痛くなり、今週、今日まで夕食後に胃痛、朝回復、日中はだましだまし、夜胃痛を繰り返している。 夜に食べ過ぎるからだと、そういうことにしながら、結局少し多く食べて苦しむというバカなことをやっている。。。 昨年の夏、食欲の減退から癌、入院、痩せ。という経過をたどったため、食が細るということが怖い。 少し無理してでも食べられる自分でいたいため、食べてしまっていると、そう分析してる。 苦しいなら食べなきゃいいのに。 ちいさなジレンマなんてしょっちゅうでしょ。 癌が大きくなっているのか、近くの臓器に浸潤してるのか、痛みの原因はわからないけど、もうすぐ癌患者の二年目を迎えるところなのに、 一年が難しくなるのではないかとか、年越しは難しくなるかとか、夏が越えれないかもとか、 マイナス思考で頭が一杯になることもある。 しかも、それも仕方ないかとか、よく頑張ってるとか、諦めムードでなぜか穏やかな心地だったりする。 夏はきらいだなー。と暑さを呪う日々だ。 子どもたちが最近なぜか、すごく甘えてくる。一緒にお風呂入ろうとか、寝ようとか。 僕が弱っている、死期が近づいていると第六感的に感ずいているのではと、弱気の虫が泣いている。 なんとか、暑さに耐え、穏やかな秋を迎えたい。強気で冬を迎えたい。 今日は抗がん剤を打った。GC療法も10カ月目を終えた。目指せ1年! そしてセカンドラインを迎える?もしかして治る? GCの点滴は回数だとおおよそ30回くらいやってるはず。そりゃあ体にガタもくるわな。 来週末から旅行だ。気分を上げていくぞー。
-
森村ジム(45)
長野県 / 大腸がん / ステージ4日記
標準治療の終わり
本日はいつもの消化器外科でなく、複合的なアプローチとして腫瘍内科の通院もしてきました。 来週の火曜日にもう一度、主治医と話しますが、腫瘍を小さくしようという試みは全て寿命を縮める結果しか生まない。そういう段階に来ているという説明でした。 今日まで二週間飲んだクスリも、やりきったという心情を確かなものにするという趣旨で処方したとのこと。CTや血液検査による状況把握と痛み止め等による緩和の継続は確約されています。 なので、あとは勝手に死ねというほど極端な話ではないのですが、ちょっと考えが袋小路にはまると、違いがわからない。 いちおうの、本日暫定の結論はこうです。自分は体力のつづく限りは生きられる。根治どころか延命策も尽きた。痛み、苦しみぬいて生きるよりは、せめて腫瘍熱や骨転移の痛みを緩和するほうがよかろう。 現実的な意見です。これに対して、それでも死ぬことに、癌に抗いたいというムクムクとわいた気持ちがどう反応していくのか?早急に考えなければなりません。とくに今回は家族を交えて。