こどもをもつがん患者でつながろう

k00ji_cancersurfer

新潟県 / その他 / ステージ3

2020-02-28 23:11:17

がんノート「あなた」か「わたし」のがんの話をしよう

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日記

築地にある国立がん研究センター中央病院にてNPO法人がんノートが主催する講演会にゲスト出演させて頂きました。

http://gannote.com/

テレビでなくネット番組で、台本も無くただ、ありのままの等身大の今の自分をお話しするだけなのですが(^^ゞ

とはいえ随分遡って話しをさせて頂くことにもなるので、当時毎日つけていた手記を再度読み返して色々思い出す事、忘れていた事を再度振り返りました。
当時、自分を鼓舞するため気持を綴った手記は今読み返すと、まぁ〜8割以上自分の事しか書いてない‼︎でした(苦笑)

現在では、ネットはテレビをおも凌ぐメディアとなりつつあるので、このような機会に恵まれて本当にありがたかったです。

私は著名人でも無く、首都圏の大病院で手術、治療、通院をしているわけでもなく、何らかの医療関係の事にも全く関係していない有識者でもない、何処にでもいるフツ〜のつい最近、中高年に仲間入りした者です笑。

この度の出演にあたり、
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希少がんに携わる医師。
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抗癌剤の製薬に携わっていた方。

私と同郷で明日まさに診断結果がわかる方。

私と同じく頭頸部にがんを患った方。

本当に様々な方々が足を運んで下さり私の話を視聴しに来て下さいました‼︎

私の活動に至る根本的な動機は自分と同じ又は近い境遇の人が誰もいなかった。
SNSでは近い境遇の方を目にする機会は以前と比べたら少し増えたのかなと思っていましたがそれでも、リアルにFace to Face でお会いしてみたい‼︎
が率直な動機でした。

希少がんとはいえ、これまで私の周囲にだれも同世代で命に関わるような大病を患った人とお会いする事が無かった事に孤独感のようなものを感じることは度々ありましたが、東京で活動してみてわかった事が都会と比べて地方は当然ながら人口が少ない。

だから出会う事が出来なくて仕方の無いことであった事、そして「5年生存率」という言葉

私はステージⅢで5年生存率は30%〜40%と主治医からは何度も聞かされていましたが、その%も各病院の各々の見解と経験上の結果で開示しているという事で明確なものではない事
(まぁ病院だって商売といえば商売ですからね、協力してる部分もあればライバル同士という部分だってあるから全て見せ合いっこする事は出来ないって都合もありますよね。。。)

視聴に来て下さっていた日本のがん研究の総本山とも言われる国立がん研究センター(東病院)の腫瘍科の先生より「話を聞かせてもらい、これまで右葉曲折ありましたが、定期的に検査と後遺症に対しても適切な治療をしっかり続けていれば私の経験上、必ず元気に過ごすことが出来る‼︎」と心強いお言葉に元気を頂きました☆

この先、私の周りの方達も病気や怪我と無縁で長い人生を過ごす事ができる人の方が珍しい事にきっとなる時代だと思います。

私は周りと比べて早くして大病を患ったかもしれない。
肉腫と呼ばれるがんはポピュラーなものでは四肢に発病しやすく、がんの切除に伴い腕や脚とも別れを告げなくてはならなくなってしまう人もいて、私も少なからず頭部や脚や肺に後遺症は残ってしまいましたが、自分よりもっと大変な方々とくらべたらまだ行動する事が私には出来る。

今後も必ず自分のこの経験には何か与えられた意味があると思い、誰かの為になると信じてできる範囲で社会に役立てる事ができたらなと思います。
(喋りの方はもっと場数を踏んでこれから練習してきます笑)

https://youtu.be/wiwWTV4QE_E

生産性が厳しく求められる社会の流れの中で私自身、必死に頑張らなくてはならない時なのですが、キャンサーペアレントの声なき声に少しだけ耳を傾けてもらえ、がんとの共存に葛藤しながらも社会で生きている人がいる事にほんの少しでも共感して頂けたらと思いますm(__)m

ご閲覧頂きありがとうございます☆

それではまた次回‼︎


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